【特別コラム】
<住民登録番号仕組み>


 韓国では、04年3月22日に「住民登録法」が改正され、 住民登録謄・抄本のインターネット発給に対する根拠がさらに明確となった。 「住民登録番号制度」とは1960年代の朴正ヒ(パクチョンヒ)大統領の軍事政権下で、 国防を目的として導入され、出生届け時に住民番号が付与される。 1968年から使われ始め韓国の全国民が必ず一つ持っている13桁の固有番号です。
 韓国の住民登録番号の仕組みは次のとおりです。20歳時にはさらにめんどく、 指紋を登録し「住民登録証」発行申請をする。「住民登録証」の記載内容は氏名、写真、 住所、住民登録番号【計13桁】、指紋。
 全てのインターネットサービス利用に、住民登録番号が必要である。

 具体的な住民登録番号は全13桁で、最初の6桁は生年月日を表します。 次に、性別1桁(2000年代の男- 3、女- 4、1900年代の男- 1、女- 2、1800年代の男- 9、女- 0、外国人の場合男が5、女が6) 4桁地域番号(本人が住民登録をした最初の地)、住民登録地でその生年月日に申告された順1桁(一番最初に生まれたのが1) 、最後の一桁は、前の数字らを組み合せて計算して算出される数字のチェック番号です。
【チェック番号計算方法】
仮に、住民登録番号を640713-1018433とする。
住民登録番号の最後の桁の数だけを除き、640713-101843となる。
それぞれの桁の数字に、順番に2〜9までの数をかけて、全体を足して合計を得る。

6 4 0 7 1 3 1 0 1 8 4 3
x x x x x x x x x x x x
2 3 4 5 6 7 8 9 2 3 4 5
すなわち、

(6*2)+(4*3)+(0*4)+(7*5)+(1*6)+(3*7)+(1*8)+(0*9)+(1*2)+(8*3)+(4*4)+(3*5) =151
ここで151という数が得られる。この151を11で割り、余りの数を得る。

151/11 = 13あまり8

最後の段階で、11から割った余りの8を引けば3となる。 この数字が、住民登録番号の最後の桁の数字と 一致すれば、その住民番号は真である。
640713-1018433 に、この一連の処理をくわえると、この住民登録番号の最終桁の数字3と一致するため、この番号は真であることがわかる。
 なお住民登録番号偽造は、れっきとした犯罪であり、最悪の場合日本本国ではなく、韓国本拠により罰せられます。


2006/7/24