バーチャル内での擬似恋愛考察


 リアルで実際に逢って、結婚間近というカップルがたくさん存在する。 これは、大変嬉しいことだし、そういう縁を恋愛などに限らず大切にしてほしいと思う。 お互い思い合う気持ちをいつも大切にしてほしい。


 バーチャルというのは非常に相手の感情が掴み辛い。
 また、男が女のフリをしていたり、実際に会っている訳ではないので嘘も見破れない。同じ「ばか」という言葉でも、冗談なのか本当なのか見分けが付かないのも、見方によっては悲しい事実である。

 愛というのは元々、育て、育む物である。相手が嬉しくなれば嬉しいと思うのはリアルの世界ではよく見られるが、ネットの世界では本当に相手の気持ちを考えるまで、そのような現象は一切起こらない。それに「PCの前にいるのは人」という認識をしていない人はやっぱり、マナーも悪い。

 恋というのはどこまでも止まらない。嵌り続けるとどんどん嵌り続けるものだ。これを諦めるのには、自分が諦めるのが一番手っ取り早い。

 Auditionのゲームはリアルに繋がり易いゲームだ。これは、オンラインゲーム特有のゲーム環境とは別に、チャットなどによる話題が何でも出来て、ゲーム中でも他の話も出来るし、何しろ気軽に話せるということも挙げられる。
 が、同時に「好きな人」「嫌いな人」が出来やすいと言える。最近の人たちは嫌いになればそのままずっと嫌いになる。  一昔前の大人の世界はそんなことはなかった。嫌な上司がいても法を超えない限り、そのまま働いている人が多かったし、ストレス社会に耐えるのが毎日の給料と考える人も多かったかもしれない。

 顔が見えないからこそ、かなり性格が目に付く。それしか判断力がないから、スカイプ(IP電話)や、写真などを求める人が数多い。オンラインゲームは、出会い系ではない。たしかに運命的な出会いを交えた人は何人もいるでしょう。それ目的の人は明らかにマナー違反だし、全員が興味がある訳ではない。


 言いたいことがまとまっていないので、ここで箇条書きとして記す。
■相手の外見が見えないので、チャットなどで相手の性格のみを得ようとする
■内心的な人も相手が見えないので、気軽にチャットが出来るようになる
■相手の欠点が見えないことが多い

 大まかに以上の点が挙げられる。人それぞれ個性がある。冒頭でも少し言ったが、相手が何より「わからない」というのが最大のポイントだ。感覚が麻痺することがある。
 フィーリングが合うのなら必ずしも悪くもないが、何度も何度も逢ってお互いを理解し合えたらいいですね。

 最後に。
 本当はもっと長文を打ちたかったが、何か色々と頭を過ぎる事柄があり、ここでまとめさせて頂きました。当方は縁というものを大切にしていますし、こうしてすごい確立でみなさんと出会えたことを誇りに思っています。これからもたくさんの人と出会うことでしょう。
 その中で、最高にフィーリングの会う人と出会えるかもしれません。恋は突然起こる物なのですから。




2006年6月執筆