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keyのkanon前の作品。永遠はあるよ。
それ散ると大幅に似ている作品だけど、この作品は元々keyスタッフの作品であり、ここから泣きゲーを発掘したスタッフは凄いと思う(「俺はKeyを許さない」この某社長の言葉が今も目に浮かぶ)。
しかし制作が1998年と古く、立ち絵も一枚絵も今の同じ画家さんの作品とは思えない位酷いが、シナリオは凄い。永遠の世界と日常の世界。過去のある事が原因で、好きになったヒロイン達のことを忘れていく。シナリオ的には、感覚で楽しむと良いかもしれないです。
キャラクターがまた、萌える。瑞佳の性格が可愛すぎる。一日中主人公とくっついている幼馴染が瑞佳なんですが、終盤シーンで主人公浩平にある理由で飛ばされた後「はーっはーっ」と何もなかったかのように振舞ったあのシーンは、そばにいたいという気持ちが現れてて泣けます。あと特に執筆しておきたいのは毎朝学校へ行く時に瑞佳が起こしに来るんです。いやはや。私的キャラクターランキングで、TOP3位に入りそうな感じで、私も誰かにあんな風に毎朝起こされたい。
さらに、予想外に凄かったのが茜シナリオ。
だから…あなたのこと忘れます…
名前も…
顔も…
声も…
温もりも…
思い出も全部…
忘れます
そうすれば、こんなところで馬鹿みたいに突ったっていることもないだろうから
微かな希望にすがることもないだろうから…
また……悲しい出会いをすることもないだろうから…
…だから……だ…から…だから、あなたのこと忘れます…
さようなら。本当に好きだった人
なんですか、この素晴らしい言葉は…。泣き過ぎてプレイし終わってから1週間、目から醤油が出てきました。みなさんも目から醤油を出してみませんか?
執筆 by (C)iamweak