人生で一番ボロ泣きした小説
お久しぶりです。「幸せ配達人@4月9日誕生日」です。
自作ソフト「ハンゲアバキャッシュ削除ソフト」の似顔絵を書いて頂いたG氏(現在の事務員G氏)が今年もニコニコ超会議に出るそうな。
ソフトを作ったのもだいぶ昔だし、凄い歳を取ったなーと実感しました。Ryzme(現X-BEAT)の前身、「Audition(仮)」時代からオーディションシリーズのゲームをプレイして、今年で10年目に突入します。本当に色々ありましたね。
特に常に思っていたのは自分は幸せな人がいつも羨ましいと思ってました。
いつも言っていることですが、何か楽しいことを見つければいいという人はほんとに相手の気持ちにたってないアドバイザーです。人によって何が普通かってのは違うんだから、客観性じゃなくてその人の主観性にあると思う。けどもそれを逆手に取って「私は私、あなたはあなた」という考えの人がもっと許せないけども、毎日いらいらしっぱなしでこの勢いがとどまることを知らず、はっきり言って、今でもいっぱいいっぱい。毎日胸が痛い。
実際、お昼に、ある人の精神攻撃がきついんですけど・・・
「時間がすべてを解決するのは嘘だ。すべてを忘却の彼方に追いやってどうでもいいものにして台無しにして、問題そのものを風化させるだけだ。自分が変われば世界が変わるというのも嘘だ。欺瞞だ。世界はいつも自分を侵食して型に嵌めてはみ出す部分は磨り潰していく。そのうち考えるのをやめているだけだ。世界は周囲は、『自分が変わって世界が変わった』と考えるように強要して洗脳していくだけだ。そんな感情論や根性論や精神論では世界も周囲も集団も変わらない。」
そうやってこの世界は形成されていきました。
どうしても人って対価を求めたり、自身の為だけのために足を動かす人が多々います。
自身が動けばそれが金銭なり、知識なりの対価になるのだから、現代社会の経済において正しい現象で間違えはない。
けどもやっぱりそういった考えは自分には納得が出来ず、他人には優しくないお話なので、世の中には無償の愛を注ぎ、助け合いやら、素晴らしい話が目立って前に出てくるんでしょうね。世の中全員が良い人なら素晴らしい感動話がピックアップされて目立つということはありません。
まぁ本気でそんなことが出来るのは、ごく少数の人達です。
だからどこかでトラブルがあったら駆けつけるし、誰かのために何かをするってのを私の最大の自負心として生きてきました。
このツンデレオーディションもその延長戦でもあるでしょう。
上の話をA氏にした際、思い出した小説が一つありました。私は電撃文庫等のライトノベルが好きなんですが、それよりも今までの人生の中で一番好きな小説があります。
昔にもご紹介しましたが、ちょっと時間があったので読み直しました。「天国までの百マイル」(浅田次郎/朝日文庫)という作品です。
この作品は、バブル崩壊で会社も金も失い、妻子とも別れたろくでなしの中年男が心臓病を患う母の命を救う為、天才的な心臓外科医がいる病院めざし、百マイルをひたすらに駆ける―親子の切ない情愛、男女の哀しい恋模様を描く物語です。
中身を読んだら後半のスピード感と、母への愛と、マリの無償の愛にボロボロ泣くことが必須でしょう。
これも自分も何回読んだにもかかわらず、涙がボロボロこぼれてきて、改めてこの作品の良さを実感しました。
おすすめなので、ぜひ読んでみてください。
幸せをくれた人たちには、ちゃんとありがとうって言わなきゃいけないでしょ。だからね、好きになった男の人には、できるだけのことはしますよ。だれもあたしのことを好きになってはくれないけどあたしが好きになったんだから、やっぱりありがとうです。だって、愛されることは幸せじゃないけど、愛することって幸せだもんね。毎日、うきうきするもんね。
さて。当方誕生日が今年も来ます。
これから先、いいことあるのかなぁ...?と記載するつもりは一切ありません。
なぜならばいいことがないのは目に見えているからです。だったら逆に良いことばかりしてあげよう!って方がいたら、それはそれで嬉しいことです。
その人がいるおかげで、どうしようもない人生にメリハリがつき、それが良いことに繋がるのですから。
ただスカイプやラインでチャットするだけでなく、浜松で遊ぶとか、クラブハウスで未成年の主張を叫ぶとか、一線を越えたやり取りは、言葉を超えた勇気とバイタリティ向上の糧となります。
まだまだどうなるかわからないこのツンデレオーディションと共に、A氏の不可解な行動と、意味不明な世の中を今後共々応援いただければと思います。