常時SSL化って、結局なんなの?っていう解説
先日、ツンデレオーディションが「常時SSL化」になりました。ホームページを丸ごとhttps化をしてしまうというのが「常時SSL」となります。
ホームページを閲覧する際にSSL/TLSというものを使用し、https://というURLで接続を行い、セキュリティリスクに対抗が可能となります。ホームページ上から、各閲覧端末までの通信暗号化を行い、サイト利用ユーザーの個人情報やログイン情報等を悪意のある第三者の盗聴を防ぎ、改ざんやなりすましの軽減が出来るようになります。
また常時SSLは、従来のhttpより高速表示出来るような仕組みがあります。
従来はhttpsを使用するページは、クレジットカード入力などの重要な個人情報を入力する場面でしか使用されていませんでした。なぜかというとhttpsは暗号化するために処理速度がネックで、速度が落ちてしまう問題があったのですが、これは従来の話です。
今はSPDYやHTTP/2が利用可能になり、従来より早い方法でページ表示速度が向上して閲覧のためのパフォーマンスが上がるようになります。
今後ホームページは全てhttpsから始まるサイトだけになり、ブラウザ上でも通常のhttp通信だと警告表示が表示されるようになります。既にGoogleやYahoo!やFacebook、ツイッターなど大手サイトでは常時SSL化されており、その波は止まりません。
そうはいっても、ネット初心者の方は、ピンとくる人が少ないと思うので、httpsに対応していないサイトを見ているとどんなことが起こるかわかりやすく図にしてみました。
上の図を見てわかる通り、おちおちエッチなサイトを見ていられなくなります。※超簡略化説明です。
もうこれは、早く全サイトをhttpsにしてエッチサイトだらけにするしかありません。宜しくお願い申し上げます。