この記事は、NAVER Blog時代から記事を追っている方を対象とした記事です。

 前回の記事を投稿した後に、前回問い合わせをくれたAさん(仮)から記事の返信として、物凄い長い文章を頂きました。長いので要約すると「良い点も悪い点も人の歴史は埋もらせてはいけない。あなたはどちらの人間ですか?当時なんらかの形でお世話になったのでしょう?」ということ。

 前回の記事で「自作ソフトにてお世話頂いた部分があり、現在もそのソフトを配布している以上、絡みがないとは言い切れませんが...」と、余計なことを言ってしまった。

 アバターキャッシュ削除ソフトの説明書バージョン履歴(ver.5α 2005/6/11)には以下の文があります。

・超有名絵師じーさん製作の似顔絵を追加
Gさん画、某社の当時の偉い人T氏

 ちょっとバージョン履歴に西暦が書いてないんですが、こちらで調べたところ2005年の6月11日付でした。

 楽器で有名になる前の事務員Gさんの旧IDは「じー【連】」さんだったため、私は当時「じーさん」と記載しております。ちなみに2005年というのはCURURU Blog時代ではなくNAVER Blog時代であり、そこまで遡ると多分知っている方々は少ないと思います(余談:当時は芸能人などの絵を描いていた方でしたが、上手いなぁと感心してました。今もたまに拝見するピアノ演奏は上手いですが...)。

 とりあえず直接的にお世話になった記憶があるのはここだけ。別件にてメッセンジャー等で話をしたことはありますが、普通の会話程度です。

 私は良い点も悪い点も、その人それぞれの主観性のため、それを聞くことはほとんどが意味のない行為と思います。特に"あなたはどう思う?"という聞き方の場合、既にご自身で答えを心の中で決めているのがほとんどです。聞かれた時の質問方法によって既にどうしたいかということが決まっているのが一つ。2つ目は、大衆の意見が必ずしもどれもが正解でないということ。例えばダム問題。これはダムを建設することがもう既に決まっていて、みんなが賛成していたとして、最後まで立ち退きしない1人がいたとしたら・・・正義はどちらになるのでしょうか。良い悪い...一概に言えないと思います。こうやって反論するとよくあるのが「じゃあそれをみんなで検討すれば良いのではないか?」という反論を受けますが、それを考えるのは当人達が話し合う立場をちゃんと作ってそれでも納得出来なかったら"大人の対応"とするべきであって、ようは部外者が何かをするべきではないと思います。

 「歴史」が埋もれることは確かに悲しいことです。そこは支持しましょう。しかしほとんどの場合、その当人にショックを受けることが多く傷つける目的で情報収集し、ただその事実だけを記載する人が多いです。だから「今後どうすればいいのか」というのに主体をおいて、それを(本人自身がそれを望んで)行動指針にするという目的がない場合、収集すべき情報は無意味です。

 ちゃんとした信念をもってずーっと同じことを行っても目的を達成することは出来ないし、"大人の対応"=裁判に打ち勝てる精神力がないとそもそも続かない。大抵の場合、しばらくしたら放置状態になる人が多い。その人が辞める時は"目的が終わった時"か"どうしようもなくなった時"の2択であって、例えリアルで仕事がプライベートが云々言う人はそもそもそういった役回りに向いてないと思います。

 当サイトにはこの件だけでなく、色々な方々からちょっとした意見を求めることについて、お便りを頂きます。それは過去の私の立場だからこそそんな話題が出たからでしょう。

 見ていてわかると思いますが、私はもう既に過去の人です。文章も上手くない。しかし私自身が(某社に対しての)情報を集めていた事実はその行動を起こしたことによって"変わった"ところがあったと思います。それらは非常に嬉しいことでしたし、改善され、より良いものになっていきました。しかしそれは特定個人宛ではなく不特定多数の団体だったからこそ、そしてある"特定の仕組み"があったからこそ、成立したやり方でした。

 この特定の仕組みというのは不特定多数にはお答えできない内容なので、ここでは伏せますが、個人と団体は考え方が違うことであり、団体はそのサービスを利用したりすると部外者にはならず、当事者になることができます。

 もっとやってやるという強い意志をもって、行動しないとだめですね。どうせ人はブログと同じで、1年以内で飽きる人が多いし。まぁ私は...潰瘍で一時期死んでましたが。そのあとは、一部の人が知っている通り裁判勧告書うんぬん...。

 しかしこんな面倒な問い合わせ内容をくれたAさんと話をする人がいるなんて、自分だけだと思いますよ。大抵の人は「過去のことなのでお断り」とか「忘れました」だけで終わっていると思います。自身が起こした「歴史」については公開していない非公開のログがあり、足跡がある。HDD消失でそれらのデータが消えてしまってもう話せないなんてことなんてザラ。DBとして頼られるならまだしも、意見を求められて当人たちの指針に口をはさむのは論外。

 どうせ、この記事は本人はみないだろうしね。

 だからなぜ自分がこんな話に時間を取っているのかさえさっぱりわからない。人にネタを振って何かあったら「まずいよまずいよ」言う人がいるけど、そもそも、人にネタを振る人ほどまずい。スポットを当てられたくない人だっていることを全く分かってないし、人それぞれプライバシー(ここでいうプライバシーとは法律のことではなく本人が「様々な理由があり」(他人に理解されないような主観的な)言いたくないことをさす)がある。そういった理由をくみ取ることが出来ず、裏の事情を理解できない人が多いため、少し当てはまると思った人は深く自身の心に刻み付ける必要は切にあると思う。