「―当たり前のことが当たり前にできなくなったあの日。」-序章-
いったい幸せ配達人は何してるんだと激しく声が聞こえてくる今日この頃です。
正直自分については何も変わったことは何にもないのです。変わったのは世界の方であって、みんなが真実に気が付いてきたとか成長していただけ...と思ってます。
特に積極的に行動し始めたのがA氏であり、白川公園(※関西で踊ってみたオフ会で有名なところ)でばりばりハイファイレイヴァーを踊っていたという目撃情報がありましたが、頭に疑問符だらけでありまする。
配達人さんは一体最近何をしているのかっていう問い合わせがあったのでお答えしますが、最近のマイブームは寝る前にMP3プレーヤーにあの天使の声のデータを入れて聞いていると安眠効果とマイナスイオンで快適に眠れるらしいと巷で噂になっているため、試しに聞いてみたら興奮して寝れなくなったってことですね(あっきーは色気が凄い)
いきものがかりの気まぐれロマンティックを好んで歌っていたあっきいなさんは将来に対する胸の内を打ち明けてくれました。
X-BEATの前身ダンシングパラダイスが運営していたころ、某元ネクソン社員の方が「自分の可能性を信じて一か所じゃ留まっては居られない!」みたいなことを言ってました。
A氏は奥さんとこれからも恋人な気分でいられるように今でも二人で頻繁に旅行をしていて、これからも一緒に手をつなぎながら遊ぼうねと将来をお互いに語っていました。
上記3人は「上」を目指しているのではなく「前」を目指していました。
いずれも輝かしい未来を見せている人たちですのでこれからのより楽しい未来を祈っています。
ここでおひとつ。輝かしい未来が待っていたある男のお話をしたいと思います。
A君は昔からサッカーが好きで毎日サッカーをしていました。Y君はA君にとって他校の生徒ですが、たまに会って遊ぶ程度の中でした。
放課後、部活動みたいなのがあって、A君はサッカー好きですからもちろんサッカー部に入ってたんですが、ある時、サッカー部をやめようかみたいな話があったんでわざわざ学校に来て相談役をしていました。
校庭で別の部活がえいおーえいおーうほっうほっみたいな掛け声を出しながらうるさいなーと学校隅の校庭が見える階段でY君とA君は並びながらお話をします。
Y君「なんでサッカー部やめたん?」
A君「実は・・・(厚木商業高校のソフトボール部並みにうるさい掛け声で聞こえない)」
Y君「うっさいから場所変えようぜ・・・」
A君「そうだな・・・」
そこでY君はA君の母校である他校に侵入し、場所を空き教室に移しますが、ここで同じく階段近くにいたCさん、Dさんも一緒についてきます(なぜ?)
なぜか空き教室にA君、Y君、Cさん、Dさんと4人が集まりました。
CさんとDさんは何もないように教室の隅っこで壁のポスターを不自然に見ながら笑ってます。
A氏は窓を見ながらだったので気が付かなかったみたいですが、とりあえず外の遠くの方を見ながら話しだしました。
A君「...実はさ...Mさんが好きでサッカーに集中でいなくてな...」
Y君「なにその乙女的な理由?!」
当時A君は幼少期からサッカーをしていて、そこで高校時に不意にやめたというその原因が「恋愛」でした。
同じ教室にいたCさんとDさんも面白そうな話に乗っかってきました。
Cさん・Dさん「「えっどゆこと?!」」
一つのことに夢中になるため、恋愛が一区切りつくと今度はコンピューターの道に進み始め、Y君を目指すようになった。元々Y君は学生時代からコンピューターが好きだったため、その道を歩み続けたんですが、このY君はA君がコンピュータの道に進むのに反対でした。
その理由は彼はかっこいいからです。イケメンじゃないとできないことがあり、A君じゃないとできないことがあります。"たかが"恋愛でやめるということじゃなくて、"恋愛"をきっかけにサッカーをやめるんだったらそれをとことん見つめてほしく、いっぺんに何もかもが出来る訳じゃない。やめるんだったら一つのことをとことん詰めて1位になれということを彼に説得しました。
彼の青春時代はY君の影響と考えを受け継ぎ、次の日からとことんMさんに尽くす行動をします。
- 最近の学生さんたちはあまりこういったことはしませんが、足場が悪いところは手を差し述べる。
- 歩道は車道側をA君が歩く。
- 歩幅を合わせる。
- レストランでは奥席のソファ席を女性に譲る。
- バイキングでは飲み物や食べ物は取ってあげる。
- ドアを開けてあげて、自身は後から入る。
- 階段以外の狭いところは後ろを歩き、こけそうになったら補佐する。
上記はそれぞれ意味はあるが、今回の話の主体ではないため割愛しますが、上のような行動が凄く良く目立つようになりました。
その後A君は、CさんとDさんと3人で過ごすことになるんですが、色々A君は(Dさんは当時彼氏がいたので)Cさんに相談ばかりしていたところ、急接近。本当にA君が好きだった人ではなく、Cさんにも自然と優しくする場があり、自然なジェントルマン精神を発揮。
そしてA君はサッカーの代わりにとことん自身を見つめなおしてコンピューターの勉強を始めました。
大人になったらLinux(OS)の鬼になった訳ですが、現在はY君は給料月100万で社会に揉まれ、Cさんは冷酷な瞳でA君を追っかけながら、Dさんは数年後に保母さんをやりながらA君とMさんっていつでも仲いいねとぼやきながら行方不明となりました(全部笑えない)。
でまぁ、MさんはA君に対して好意を抱いていく訳ですが、CさんもずっとA君が好きでした。
・・・A君は鈍感なためにCさんに好かれているとは全く思わず、恋愛相談してました。これがまた第3者から見てみると悲しくてしょうがない構図になっています。CさんとA君の仲も急激に近くなりますが、そこで悲劇が起こります。
そこで新たに新しい情報が入りました。Mさんが好きなのは、書道部で活動しているE君で、E君が好きなのがCさんです。
どろどろの恋愛模様に発展。こうして上記登場人物が揃った体育祭が終わった後の打ち上げがサイゼリヤであったわけですが、その場は涙涙で文字通りの大乱闘の青春で、全員お店から出禁を食らいました。
そして、なんだかんだの末、A君はCさんからビンタを食らい、輝かしい未来がそこにありました(つまりA君は叩かれて喜ぶMになりました)。
登場人物解説メモ
A君・・・男性。サッカー少年。ただしコンピューターも特に強い。口が悪い。むっつり。
Y君・・・男性。
Cさん・・・女性。小さい頃からA君のことが好きだった・・・大切だった。
Dさん・・・女性。彼氏持ち。ブラジャーのサイズC75。現在子供会の番長として他の奥様から怖がられている。
E君・・・男性。オタク。巨乳好き。
Mさん・・・女性。現在雑誌モデル。