シミュレーションラブ

「嫌な役回りを押しつけられたって俺はいいんだよ。お前は構わずこんな所で立ち止ってないで前に進むべきなんだ。それが俺の願いだ」

ループする世界で変わっていくもの…

僕はここにいるよ

空ろの箱と零のマリア空ろの箱と零のマリア
空ろの箱と零(ゼロ)のマリア」(ライトノベル)
御影瑛路・電撃文庫・2009/1
オススメ度 ★★★★☆
参考ワード ループする世界,0,箱,恋愛,

 中途半端な時期にやってきた転校生・音無彩矢。ある理由により、この世界をループしていることを彼女は知っていた。主人公はだんだんそれを理解していき、その仕組みの仮定が解き明かされていく感じは、驚愕の嵐である。
 っていうことで、今回のこのライトノベルは題材は、時間をループするネタであり、様々なライトノベルや小説が、このループするネタに挑戦してきたが、この作品はそれらの一歩ななめ上を歩いて行く作品。どちらかといえば、電撃文庫のタイムリープや、クロスチャンネルリトルバスターズexなどに近い。
 読むのが苦痛ではなく、一気に読めるが、もう少し噛み砕いて解説していくのが良かったかもしれない。少々文中、???となることがある。

 けどまぁ、それを置いておいても、のめりこみ、続きが気になる読ませられる力がある作品である。

「カズくん、変わらない気持ちってあると思う?」 「―ない、と思う」

 変わっていくか、変わらないでいるか、その答えは記憶を持っている僕達が応えられる質問だ。人の感情は恐ろしいし、素敵なものでもある。「読む」ことが好きな人は、お勧めしたい本である。

Posted by iamweak - 2009年02月25日 21:54 | トラックバック (0)

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