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「旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。」(ライトノベル)
萬屋直人/電撃文庫・2008/3
オススメ度 ★★★★☆
参考ワード 旅、喪失症(消えてゆく記憶)、少年・少女
全1巻読破
とにかく、雰囲気がいい。本自体から、良い雰囲気が流れ出てきてる気がする。基本的には旅形式で、旅の途中での出来事をそのまま記載しているようなものなんですが、特殊な病気のようなものが出てきます。それは「喪失症」と言われ、名前だけでなく、影なども跡形もなく消失する病気である(正確には違う)。
だから、このライトノベルに出てくる人達は「全員」名前が出てこない。全て「少年」「少女」となり、しかも旅中に逢う人までも「医者」だとか「姫」だとかそういったものである。
主人公もヒロインも、後半なんか色々ツンデレすぎる。あとがきまで全て読みましたが、まだ続きがありそうな感じがします。現実の中の非日常。記憶がなくなり、何も残せないならば、私たちはどう思いながら今を過ごすのが良いのでしょうか。
※なお、このライトノベルの続きを独自に想像すると、ラストシーンで少年と少女が消える時、日記だけが残るんだろうなぁ・・・なんか悲しいなぁ。って想像が容易に出来てしまうのはなぜだろう。
Posted by iamweak - 2008年05月20日 00:19 | トラックバック (0)